月曜日, 1月 31, 2011

ムバラクは軍を掌握しているか? 中東の窓 : エジプト情勢 31-5

中東の窓 : エジプト情勢 31-5
ムバラク政権はふらふらしている。
昨日政府の辞任と新内閣の設立を発表したのにかかわらず、副大統領は辞めたはずのタンタウィとアードレイの2人と国防大臣、内相の資格で会談した。
特に内相に関しては、彼の群衆の鎮圧と、その後の警察の引き揚げが混乱と破壊をもたらしたことに批判が高まっているにも拘らずである。
この会談の後、警察の中心街への再展開が決められたが、これは混乱に対する街の怒りを鎮めるためである。
いずれにしてもムバラクは、民主が拒否したことおよびEU等がより広い基盤の政府を要求した為に、いったん決めた内閣更迭を撤回した模様である。
また昨日も夜間外出禁止令が無視されたが、軍はそれを強制するようにとの命令を拒否した。
ムバラクは軍を掌握しているか?
歴史上、こ革命の成否は軍が民衆につくかどうかで決まっている。

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