■4 レコード会社
レコードというものがほとんどなくなったにもかかわらず、おもしろいことに、いまだ「レコード会社」と呼んでいる。 もっともCD会社というのも変な感じもするし、実際にレコーディングをしているのだから、レコード会社でもあながちウソというわけでもないかも。
そもそもレコード会社というのは音楽をレコードという媒体製作をする会社だったではないかと思う。が、そのうち、とレコードの内容(音楽)を作り、世の中に販売・マーケティングする機能が追加されていったのだろう。
レコード会社は音楽業界で最も大きな存在になっている。
そのため、アーティストもレコード会社に認められてメジャーデビューすることで 全国的に販売され収入を得たいと思っている。
ライブ・コンサートにおいてもCD発売されているミュージシャンが、CDに含まれている曲を観客の目の前で披露する、というのが一般的で、CD発売されない、ミュージシャンはコンサートを開くことが難しい、などここでもレコード会社の力は大きい。 もっとも、CD「録音された」音楽をライブ・コンサートで「再現する」のを聴きに行く、というのは少々、変なことかと思う。
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