アラブ世界の目覚め JBpress(日本ビジネスプレス)
中東の人々は長い間、変化の可能性を絶望視していた。自分たちの運命は定められていると感じていたのだ。
富を蓄え反対派を抑圧する独裁者の下で生きることが定められている。独裁者でないとすれば、厳格な信仰を押し付け、やはり反対派を抑圧するイスラム原理主義政権しか得られない定めだ、と。
サウジアラビアやイランなど一部の国では、独裁者とイスラム原理主義者が1つに融合した。だが、国の統治形態について、国民が完全に自由な選択肢を持つ国はどこにもなかった。そして西側諸国は、独裁者だけが過激派を押さえ込めると考え、やはり同じ絶望に身を委ねてきた。
しかし2カ月前、チュニジアでムハンマド・ブアジジという名の果物売りが、横暴な役人と仕事がないことに絶望し、ガソリンをかぶってマッチをすった時、彼はそうした先入観にも火を放った。
大変なことになった。日本では?!本当の自由を求めて。
米ではウェスコンシンで公務員デモ。騒然としてきた。
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