水曜日, 12月 10, 2008

経済とは何だろうか?豊かさとは?

■グロービス堀義人ブログ: ■クリントンからの招待状(2)~持続性のある発展

経済的には、この金融危機は大打撃ではあるが、持続可能な社会を構築する上では、絶好の機会とも言えるのではないかと思う。日本の「もったいない」の思想が生み出している低エネルギー消費型の社会は、世界にとってはひとつの見本となるべきではないかと思う。大量生産・大量消費から、適度な生産・適度な消費へと移行して、地球レベルでの持続的な発展ができたらと思う。

ところが、そういう議論にはなぜだかならないのだ。「この経済危機を乗り切るために、財政を出動させて消費を喚起しよう」という論調になる。給付金もその政策の一貫なのであろう。個人が今の環境で考えた最善の策の結果が、倹約なのだ。何も消費を勧めなくてもいいように思う。一方、企業は、どのような環境になろうとも対処できる、柔軟性とスピードが必要になるのだと思う。
むずかしい。
過消費は経済発展か単なるムダか。

ま、「過」というもなにが「標準」かということが決まってないといけない。だが、何が標準かは決め付けることはできないなだろう。

経済とは何だろうか?豊かさとは?


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